13日

二時ごろ起きた。久々に一日ゆっくりした。「船を建てる」「野性の思考」を読み終え、キングオブコントを見終えた。

C-1は、M1以上に審査基準をたてるのが難しいよなあ、と感じた。漫才の場合、まだある程度は形式的な制限があるから、比較も出来ないことはないが、コントだとセットや小道具まで出てきてしまうので、事実上バリエーションが無限に近くなってしまい、同一基準で審査をする、というのはほとんど不可能になってしまう。吉本の若手が記名投票で事務所の先輩を裏切れるはずがないのは火を見るより明らか、ということで、審査方式に対する批判が多く出たのはまあ当たり前だと思うが、そもそもコントに関して公平な審査が出来る、という発想自体が間違っているのではないのか、と思った。

技術的な洗練、という点で見ればバナナマンが圧倒的なんだろうが、バッファローはそもそも洗練を目指していないわけだから、そこだけで比べるのはあれだろう、と思うし、逆にバナナマンのネタに斬新さがない、とかいう批判に対しても、そもそも斬新さってどんぐらい重要なの?という疑問が出てくるし。まあきりがないでしょうな、これは。

個人的には、バナナマンが一番で、ついでバッファローの一本目、ロバートという感じかな。バッファローの二本目は微妙だった。ザ・ギース、天竺鼠あたりのネタもすごく笑えたし、まあ吉本の若手紹介コーナーになっていた面は否めないとも思うが、いい大会だったんじゃないかと思う。これで野性爆弾が出ていればなお面白かったんだが。まあ次回以降、TBSの英断に期待したい。

夜は、ブックオフで買った「性愛奥義」を即日読み終えた。夜中あたりから、一日中本ばかり読んでいたためか、さすがに頭がぼーっとしてくる。大分頭に血が上っている感じ。呼吸法などを工夫して、頭から気を散らそうとするも、なかなかそう簡単にはいかず。首にも大分疲れを感じたので、とりあえず寝ようとしてみたが、カフェインの取りすぎで眠れず。

朝にかけてにっきをかいた。