2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

叶姉妹とストア派の時代

ダグラス・アダムス 宇宙クリケット大戦争

一般的な評価は、前二作より若干落ちるかな、という感じだそうだ。 確かに、中盤まではなかなか盛り上がらない感じで、読むペースも一向に上がらず、ページをめくるのが面倒だと感じる瞬間もあった。 ただ、最後の五十ページぐらいは本当にすばらしかった。 …

叶美香 おっぱいにつまっているもの

・・・シリコン!?というつっこみを期待しているかのような挑発的なタイトルにまず驚かされるが、特に美しさについて書かれている部分を読めばわかるとおり、恭子さんと同様、ある程度体を外科的にいじっているとしても、それ以上に内面からにじみ出る美し…

29日 四限途中から登校。五限後、ゼミの面々と軽く飲んで、品川に移動。別の友人二人と、今更ながらポニョ観賞。当然泣いた。 30日 昼過ぎから教習所へ。仮免試験。会場に到着し、しばし寛いでいると、どこかで見た顔の女性が現れる。なんとK護ちゃんで…

宮崎駿 崖の上のポニョ

完全にネタバレ。 観賞後しばらく何も言葉が出てこなかった。衝撃度では間違いなく今年一番の映画だった。まず、ポニョが宗介を追って波の上を駆け抜ける場面あたりからの一連の流れで、涙が。二人が抱き合う場面でカタルシスを感じたのはまだわかるんだが、…

・花田清輝「ユーモレスク」相反する二つの考え方、双方の力を最大限に高める事で、所謂「黄金の中庸」(ハクスレー)とは違う、動的な安定を得る方向性。すなわち、常に何かを考える際にはその逆を同時に思い描き、即その考え方を、考える主体としての自己…

26日 昼頃起きる。昼餉の後、久々に教習所へ。学科の効果測定。ノー勉でもいけるかなと思い、軽い気持ちで試験を受けてみたが、9割以上で合格のところ、五割強しか取れず。さすがにまずいということで、一時間半ぐらい真面目に勉強する。途中、エレベータ…

http://members.jcom.home.ne.jp/miurat/20-seiki.htm 三浦俊彦 「20世紀文化にとってパロディーとは何だったか」小生は元々米ポストモダン作家ドナルド・バーセルミを題材に卒業論文を執筆しようと考えていた。その理由は、元々批評や評論といったものに…

今日から一人称は小生にしようと思う。理由はかっこいいから。

ポン・ジュノ 吠える犬は噛まない

この人はよく、日本の漫画に似た想像力を感じる、といった評されかたをしているようである。まあ、そういう面もなくはないとは思うが、彼の作品の異常さ、面白さの本質はそこにはないような気もする。まあ適当だけど。 とにかくわけがわからない、特異なユー…

25日 後期授業開始。四限の途中から出る。多くの友人と久々に再会。喫煙所で長話したり。一切進歩しないアホな会話が出来る安心感を改めて噛み締める。図書館で本を返したり借りたりして北区。シチューを食う。夜はたまたまやっていた「男はつらいよ」を家族…

男はつらいよ

たまたま民放でやっていたのを観た。シリーズ一作目のデジタルリマスター版だったよう。今まで寅さんシリーズを一本通して観た事が一度もないという、非国民にもほどがある状況だったのだが、23にもやってようやく一作品ではあるが観る事ができてよかった…

22日 午前中に起きる。朝飯からきっちり食う。昼頃「スパイダー」観賞。地味で暗くて重い映画。精神的に余裕があるときに観たからよかったものの、気が滅入っているときに観たらしばらく忘れられなくなってこまるだろうな、というような映画だった。晴耕雨…

アルフレッド・ヒッチコック 鳥

古典にもほどがある。しかしちゃんと観ていなかったのでR。メロドラマっぽい脚本の中に異質な他者排除と家族の再生、みたいなテーマが微妙に盛り込まれていないこともなかった。シャマランのハプニング、サインあたりはモロにこの映画の構造を使ってるなあと…

http://www.yoro-park.com/j/rev/index_a.html 養老天命反転地http://www.architectural-body.com/mitaka/ 三鷹天命反転住宅超行きたい!あとモエレ沼公園と万博公園と万博公園の近くにあるという民俗学博物館、あたりも若干行きたい。あと乗馬したい。 イル…

イマヌエル・カント 啓蒙とはなにか

フーコーとかフロイトの訳や解説などをされている中山元氏による新訳。定訳で悟性と訳されている部分を理性と訳していたのかな。元々カントなんぞ全く読んだ事ないんでわからんけど、そういう訳出の仕方は以前からの読者を混乱させるんじゃないのかな、とか…

ヤーコブ・フォン・ユクスキュル 生物から見た世界

エーテル云々はまあしょうがないから詠み飛ばすとして、他の部分は示唆に富みまクリスティーで、とても面白く読んだ。ダニを見る目が変った。暇があればそのうちローレンツとかも読もうかなあ。しばらくは無理としても。 この本の認識に立った上で、岸田秀先…

ゴーゴリ 狂人日記

色川先生の同名長編のほうが面白かった気がする。 壊れ方がリアルに書かれているとは思うが、それだけというか。フリーメイソン云々のくだりなんか、すごい笑えたけど、笑えるように書きすぎという感じもした。若干不謹慎寄りなんじゃねえか、とか。 読んで…

デヴィッド・クローネンバーグ スパイダー 少年は蜘蛛の夢を見る

暗すぎ。地味すぎ。でも二時間近く全くだれないあたりはさすが、という気もする。 監督自身が語っていたが、壁紙やら主人公の服装やらから、画面を越えて強烈に湿り気、ジメジメ感が伝わってくる映画だった。視覚以外の部分にかなりの注意が払われているとこ…

ロマン・ポランスキー 反撥

度を越えた男性恐怖から狂気へと至るドヌーヴの演出は、あまりにもあからさまなほどに、シャワーカーテンシンドローム丸出し。ドヌー部部長としては、彼女の美しい御姿をスクリーンで拝見できただけでも何もいうことはないのだが、正直言って主演がドヌーヴ…

21日 午前中に起きる。昼前から二日続けてフィルムセンターへ行くという、まるでシネフィルのような行動に出る。「反撥」。ドヌーヴが美女すぎた。ただそれだけの映画だったがまあいい。観賞後、二日続けて銀ブラ。雨が降りしきる中、ホコ天の端のほうでユ…

19日 まだ若干疲れが抜けない感じ。夕方まで志村正雄氏の本など読む。借りていたCDのデータをパソコンにぶち込んだりした後、久々に駅前図書館へ。大量に返し、借りる。散歩。本屋でhon-nin叶恭子様特集と、よりみちパンセの叶恭子様のやつを立ち読み読破…

深沢七郎 庶民列伝

ちくま版全集に入っているやつのみ読んだ。五本ぐらい。おそらく少なくともあと数本はあるのだろうが。 とにかく余計な屈託がないのが最高。深沢親分の本はときたま無性に読みたくなる。で、読んで安心する。

フランソワ・トリュフォー 大人はわかってくれない

僕にもわからなかった。つまらん映画。終盤捕まったときにレオーがタートルネックを鼻まであげる、ポスターにも使われている場面が包茎手術の広告とそっくりなことを思い出したときが一番高揚した、そんな程度の感慨しか涌かず。

フランソワ・トリュフォー あこがれ

主演女優の魅力にくらくらでした。彼女を追いかける子供達に思いっきり感情移入して観たかんじ。

ダダカン展 @銀座

art

中原昌也 続エーガ界に捧ぐ

連載でチェックしているかぎりでは、ちょっとひどいなあと思うことがままあるのだが、まとめて読むと、やはり、映画に対する真摯さが伝わってくる。ただ、例によって真面目に書いていない回のほうが圧倒的に読み物として面白い。そのあたりが才能ということ…

世田谷美術館 アウトサイダー・アート展 〜11・30http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection.html

妄撮

当然のように、すっぱだがより数段興奮するわけだ。人間は本能の壊れた動物でR。ということで、しょうがないよね。

吉高由里子 吉高由里子のあいうえお

この娘は、持ってますね、なにかを。見れば一目瞭然。