断想

ジャルジャルの新しさ

こういった話をしている人をまだ見たことがないので、少しメモを残しておこう。思いつきの羅列レベルだが。糞暇だったら長文にするか。 ・脱言語、あるいは脱意味という傾向 まあまずわかりやすいところでこれが非常に強い傾向としてあるような気がする。松…

誘うこと、断ること、無視すること

人を誘うのにはある程度のエネルギーが必要となる。同様に、人の誘いを断るのにも、同程度、もしくは誘う側との関係性次第では、誘う時以上のエネルギーが必要となる。誘いに対し、さほど興味が湧かなかった際に、そこでエネルギーをなるべく使わずに対応す…

久方ぶりに転移と同一化の世界に帰還。ここ一年以上すっかり忘れていた、「怒り」の感情がふつふつと湧いてくる。ある意味これも生の実感というやつだと思うので、心ゆくまでこの怒りを満喫したい。

今のところ自分はドンファン型というよりは、カサノヴァ型だろう、という感じがする。ドンファンぶりたいカサノヴァ、というところか。

・花田清輝「ユーモレスク」相反する二つの考え方、双方の力を最大限に高める事で、所謂「黄金の中庸」(ハクスレー)とは違う、動的な安定を得る方向性。すなわち、常に何かを考える際にはその逆を同時に思い描き、即その考え方を、考える主体としての自己…

http://members.jcom.home.ne.jp/miurat/20-seiki.htm 三浦俊彦 「20世紀文化にとってパロディーとは何だったか」小生は元々米ポストモダン作家ドナルド・バーセルミを題材に卒業論文を執筆しようと考えていた。その理由は、元々批評や評論といったものに…

誇大妄想ぎりぎりの使命感ぐらいは持って生きていきたい。

「笑い」と「泣き」 続き

http://d.hatena.ne.jp/nanari/20060817 ここでのいましろたかし論で用いられれている表現方法に倣うと、「笑い」は唯物論、「泣き」は観念論的な傾向、ってことになるのね。そっちのが上手い表現かもしれない。

最近ロクに友達とも会わず考え事ばかりしているので、久々に脳が大分びらいてきてる感じ。こういうときに思いつきを記録しておいて、あとでそれについてゆっくり考えるというのが、一番生産的なアタマの使い方だろう、少なくとも自分に関しては。 一つの結論…

恐怖・笑い・泣き

そもそも恐怖というのは、何に対して、どのようにして生まれてくる感情なのだろう。映画「ヴィレッジ」では、「言葉にしてはならないもの」と呼ばれる、人間の理解を越えた不気味なものが、敵として登場する。これはいわゆる「語りえぬもの」一般とその特徴…

>金銭関係を抜きにした分析医-患者の関係性 斉藤環氏がここhttp://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/saito/bungaku0202.html で「愛は負けても親切は勝つ」を対患者のたとえとしてよく使うという話をしてます。おそらく密室での分析で転移…

樫村晴香 ストア派とアリストテレス 連続性の時代 http://www.k-hosaka.com/kashimura/sutoa.html再読した。

この期に及んでまだ腹がくくれていない感じが。 とはいっても昨今の無差別殺人事件の報道なんか見てると、働いた方がいいわなあ、という気はするんだが。なんにせよメシが喰えなくなるという危機感がないのが良くない。この意識はわかっててもなかなかどうに…

昨夜から劇的に気分が回復。回復しすぎて寝れなかったりしたのでこれはこれでまずい傾向かもしれんけど。 地域通貨がらみで色々考えをめぐらせているときにふとスコーンと抜けるような感覚があった。それがきっかけになった部分はあるんだろうが、単に暖かく…

以前は、一度読んだ本を読み返したりすることはあまりなかったのだが、今年に入って以来、読んだ事のある文章を読み直す機会が多い。それもここ半年以内に読んだものばかり。色々と再確認しようともがいてはみるものの、どうも上手くいかんなあ、という感じ…

ブニュエル「自由の幻想」。この映画は途中バーのシーンで一瞬BGMがかかる場面があるが、基本的に音楽が一切鳴らない。無音のシュールレアリスム映画だからか、単に観たタイミングのせいかは知らないが、昨日の夜中は観始めて四十分ほどで寝てしまい、今…

九月から年末までの、驚くほど安定した気分が嘘のように、年明け以降、不安に襲われズブズブ泥沼状態に嵌りこむ様な日々が続いた。理由は明らかで、ある種の退行によって完全に逃れ得たと錯覚したあらゆる責任が肩にのしかかって来たということに尽きる。も…

08 方向性(予定)

プレモダンへの適度な注目により所謂ポストモダンと呼ばれるところの近代の終わりの終わりの成れの果てを考えるためにいままで使ってきた頭を相対化して、ポリリズミックな思考パターンを身につけ、イーオン時間の感覚を少しでも体感できるように持っていく…

新年。おめ。 一休さんの逸話に、正月に杖の上に髑髏つけて「ご用心、ご用心」と言って歩いた、ってのがあることを思い出してなんとなく気になったので、正月気分とはどんなもんじゃろかいと考えた。なんというか寝てボーっとテレビみて酒飲んで、こたつで、…

M-1グランプリ07について

個人的には、ポイズンガールバンドが圧倒的に面白かったと思うのですが、最下位でした。あと、千鳥も決して悪くなかったような気がしたのですが、こちらも点数は低かったですね。 まず千鳥について大竹まこと、松本両人が「終盤の展開が盛り上がりに欠ける」…

クロノスとかカイロスとかイーオンとか

クロノス時間、カイロス時間の関係 脱クロノス(半カイロス)ではなく、超クロノス(イーオン時間)を志向するカイロス時間の抑圧によるクロノス時間の全面化=うつ病 とすると、 その逆、つまりカイロス時間の全面化は何を意味するのか。 おそらくはカルト…

今日は、久々に親と口論になり、つい激高してしまった。基本的にもう怒ることはないと思っていたのだが、まだまだ未熟な部分が残っているようだ。 口論のこともあり、「意見の不一致」についてこれまた久々に考えた。マイケルズ本に従うなら、現在は「意見の…

流れ解散と挨拶 フロイトの糸巻き機がなんたら

フロイトがよく出す喩えで、子供が母親の不在を受け入れるためにする訓練として、ヨーヨーみたいなのを見えなくなるところに投げては、手に戻すという過程をfort daだったか忘れたが、ようは「いない」、「いた」の繰り返しとして捉え、少しずつ自立していく…

バランスについて

バランスがとれていれば、所謂幸福と言われる状態が常に持続する。もちろん完璧なバランスを取ることは不可能なので、完璧な幸福状態にいるというのもまた不可能なのだが、まあ微分でいうと極限というか、ギリギリそれに近いところまではいけるだろう。病気…

http://www.k-hosaka.com/kashimura/sutoa.html 「ストア派とアリストテレス・連続性の時代」以下引用。アリストテレスがいまだ観劇者の場から劇を考察したのに対し、マルクス・アウレリウスにとって悲劇とは即観劇の行為であり、それを物のように外側から考…

 モノ化する自分

最近になって、どうやら自分がかなりの敏感肌らしい、ということに気がついた。そこで今日は入浴中、あまり力を入れすぎないように気をつけながら身体を洗ってみた。すると不思議なことに、自分の身体が食器のように感じられた。こちらも最近になってのこと…

 愛は負けても親切は勝つ

今日、夜風呂上りにテレビをつけたら、たまたま、「爆笑問題のニッポンの教養」をやっていて、斉藤環が太田とヴォネガットについて語り合っていた。http://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/saito/bungaku0202.html この文章にも書かれてい…

ヴィドゲンシュタイン的にいうと僕は梯子を捨ててしまったのでここにはもうなにも書きませんが、順番に読むと梯子を捨てるに至った流れが把握しやすいかもしれないので、ログは残しておきます。ひょっとしたら、見る前に跳べるようになるかもしれませんよ。…

IWGP 永田VS真壁

美しい嘘新日IWGP 永田VS真壁を観た。久々にプロレスの真髄に触れたような気がした。まず入場前の煽りVTRが非常に良い出来。エリート・永田と雑草・真壁というわかりやすい対立軸の強調。真壁がヒールという「居場所」を手にするまでの軌跡がわかりやすく示…

今月はかなりの躁状態が続いていたがようやく落ち着いてきた。そしてそれに伴い本や映画に対して不感症になりつつある。良作を観たり読んだりしてもそこまでグッとこない感じというか。ムダに時間があるから色々手を出してしまうのが逆によくないんだろう。…