2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

クリント・イーストウッド ルーキー

福田和也 価値ある人生のために

真っ当なお説教本だとは思ったが、それ以上でもそれ以下でもなかった。じゃあ何を期待して読んだんだ、という話だが。答えを求める気はなかったとしても何らかのヒントを求めて手に取った部分が無くはない、ってあたりに問題の根深さがあるような気がする。

野口晴哉 風邪の効用

先日風邪を引いた際に本書を読んで色々と試してみた。まだまだ身体変化に対する感度が鈍く、どこが弛んでいるか、あるいは緊張しているか、であるとか、風邪がどちら側に偏っているか、などはなかなか明確には意識化できなかった。 ただ、とりあえず頭を冷さ…

Douglas Adams THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY 銀河ヒッチハイク・ガイド

Douglas Adams THE RESTAURANT AT THE END OF THE UNIVERSE ダグラス・アダムス 宇宙の果てのレストラン

中盤の鬱病ロボットマーヴィンが活躍する戦闘シーンがツボにはまった。

キム・ギドク 悪い男

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

いまいちだった。

玄侑 宗久 ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々

禅僧で芥川賞作家、という珍しい経歴を持つ著者が道場生活について書いたエッセイを集めたもの。かなり詳細に渡る説明があり、通読するとなんとなく道場での一年の生活がぼんやりとながらイメージできるように。 修行の最中にあっても、なかなか欲を捨てる事…

カート・ヴォネガット 国のない男

偉大なるヴォネガットの遺作エッセイ集。さらっと読めた。 様々な物語の主人公がさらされるアップダウンをグラフで表して比較する、という文章でカフカ作品をボロクソに腐していて笑えた。あえて極端な表現を使っている面もあったのは間違いないとは思うが、…

植島啓司 偶然のチカラ

名越氏なんかと親交がある宗教学者の新書。 偶然というものについて考えるときに、宗教的は発想は、偶然の運命化、という方向を取る。信仰というのはそういうものだから、だろう。おそらくは。 そういった視点からギャンブルなんかについて論じている部分は…

ファレリー兄弟 二番目のキス Fever Pitch

相変わらず安定感がある。 レッドソックスファンの細かなニュアンスはあまり理解できなかったが、それでも十分楽しめた。さすが。

ウディ・アレン マンハッタンミステリー殺人事件

あんまり笑えなかった。

ウディ・アレン タロットカード殺人事件

スカーレットヨハンソンの水着姿がハイライトシーンか。

野口晴哉 体癖1・2

まず、体癖うんぬんの前に、あらゆる人間に共通で、とにかく余分なエネルギーを体内に溜め込まない事が肝要。本来は男は日暮れまで必死で肉体労働して、後は嫁とやる事やって、疲れて寝る、ってぐらいがちょうどいいのだろう。体癖は片山氏によれば2、9に…