2006-10-13から1日間の記事一覧

Rブローディガン 「ロンメル進軍」

訳は高橋源一郎。原文つき。高橋氏の意訳ぶりを事細かにチェックできたのはおもしろかった。ブローディガンに関しては詩の方が好きかもしれない。 とにかく心に沁みる。泣ける。

山室静 ギリシャ神話 

教養として押さえておかねば、という思いで読み始めたのだが、かなり楽しみつつ読めた。意外だった。 ゼウスをはじめ、神々のしょうもなさが非常に笑えた。例えばゼウスだと、いい女を見つけてはあの手この手を使ってさらって来ては孕ませて、その度に鬼嫁の…

テオドール・サレツキー 「フロイトのセックス・テニス」

斜め読み。フロイト理論をテニスに応用したらどうなるか、という体でひたすら下世話な下半身ネタを繰り返し、フロイトを茶化している、それだけの本。なぜか出版社は青土社。こんなタイプの本も扱ってるとは知らんかった。ウケ狙いで書いてんだろうけど、完…