マイケル・カーティス カサブランカ

古典なのでベタベタなのはしょうがないだろう。戦争と三角関係という二大テーマは普遍性あるし。いくらなんでも王道すぎるという気もしたが。まあそのへんは、大戦中に作られていることを鑑みれば随分観方も変わってくる部分か。
オチは流石にカッコつけすぎだろうとしか思えず。業をきっちり描いた方が心にグサッと刺さるもんになった気がする。まあそれも戦時中だったら致し方なしか。
カメラは発話者のバストアップでつないでいく流れが中心で、さほど面白味はなし。
イングリッド・バーグマンは鼻筋が通っていて非常に美しかった。「君の瞳に乾杯」はガチで一回使ってみたいもんだ。