カンパニー松尾 豊田道倫 映像集Ⅱ

一曲目、宇多田ヒカルtravellingのカバー。「春の夜の夢の如し」というフレーズの切ないこと。彼女の現状を鑑みるとさらに切なさが増す。
川本真琴によるカバー、「友達のように」。絶品。
女々しさ全開の「ガールフレンド」、久生のドラムが冴える名曲「ルイ・ヴィトン」。「アルバ」の孤独感。
自分が彼の曲のどこに魅了されるのか、それを強引に一言で言えば、彼の詩が全て二人称の世界を描いているところ、に尽きるだろう。
もがきながらそれでもまあ何とかやっている、定食屋で一人飯でも食いながら。