15日
三時すぎに起床。寝巻のまま水筒を持参してスクエアへ。セブンティーン、ナンバーを間に挟みつつ真面目にラカン読み。ナンバーのグローブマイスターに関する文章が素晴らしかった。特にイチローとの関係作りに関するエピソードとか、たまらん感じであった。
セブンティーンは相変わらず大政Cが可愛すぎて困った。ラカンについては、新宮氏の入門書が実にわかりやすかったのもあり、トポロジーがらみのややこしい部分の議論もなんとなく、すんなりと頭に入ったような気がした。帰って夕餉。終電で新宿へ。ストーンの、移転三周年記念パーティー。久々に飲みすぎて記憶がブッ飛んだ。着いて、酒しこたま飲んで、即寝てしまったので、ほとんど音楽を聴けなかったのが心残り。なぜかジャケットが死ぬほど汚れていたのにも参った。朝帰って寝た。

16日
三時起き。見事に昼夜逆転が定着してきている。昼餉、入浴をすませ雑事メールなど。少し雑誌など読んで、新宿三丁目へ。副都心線にはじめて乗った。
ストーンの近く、新宿三丁目のイタリアン、Trattoria Briccolaで親の結婚記念日を祝った。色々なメニューを食べたいということで、アラカルトで注文。

水牛モッツァレラチーズとフルーツトマトのカプレーゼ
自家製ハムの盛り合わせ(プロシュットコット、和牛腿肉のサラミとリコッタチーズ、あと多分ちゅら豚の腸詰)
トミーノチーズと地野菜のオーブン焼き チーズフォンデュ仕立て
エミリアおばあちゃんのボロネーゼ自家製ピーチ(うどんみたいな太いパスタ)
越前ガニとアサリの自家製ラサ(チーズをスライスする機械にかけて削ったパスタ。今まで食べたことのない不思議食感)
ジャガイモのニョッキ4種のチーズのクリーム
熊本産赤牛サーロインの炭火焼き
カネデルリを詰めたホロホロ鳥のロースト

デザートにエスプレッソがけのバニラフロートをいただき、カプチーノで締め。安めのワインを白、赤、赤の三本あけて、一人九千円ぐらいだった。
ラサの不思議な食感にも驚かされたが、なんといってもメインの肉料理がすごかった。赤牛ステーキ、ホロホロ鳥いずれも、一口目の旨さといったら大変な感じだった。ものを食べて文字通り顔がほころんだのは久しぶりだった。家族にも好評だったようで、よかった。あとは、料理もさることながら、給仕の方のホスピタリティーが半端ではなかった。すさまじい観察力を発揮する彼女に、家族一同感心しきりだった。見習わねば、と思ったり思わなかったりして店を出た。


中目黒まで移動して家族と別れ、地元の友人と合流。仕事明け、明日仕事という状況で睡眠時間を削って遊ぶ生命力に溢れた猛者たちとボウリング。閉店直前ということで、店がわの粋な計らいで、五人で一人1レーン使って闘った2ゲーム目がおもろかった。謎の豪遊感。最近にしては珍しく全く球筋が安定せず、連敗。賭けに負けたぶんを払う金がなく、結局勝者に金を借りるというかっこわるい結末に。無念。どうでもいいが、松木安太郎ケータイ大喜利に出た時の話をしたら皆爆笑していた。どうやらサッカー好きには鉄板のようだ。帰って今。これから映画を観なければ。だるいが。