昼ごろ起きる。夕食まで卒論翻訳。なかなかはかどらず。
夜はM1決勝を観た。去年と違い、採点に違和感を感じることはほとんどなし。モンスターエンジンはもう少し高得点でよかった気がしたが。エイリアンが腹から出てきたベチャべチャの手で寿司握るくだりでは笑った。笑い飯はネタの選択を今年もミスった感じか。まああれでもナイツよりは面白かったとは思うけど。ここ数年最終決戦に向けて温存しているんであろう、切り札のネタをそろそろ観てみたいもんだ。今年はM1向きじゃないコンビは決勝まで来てなかった感じがした。来年以降もこの傾向は続くのかも。ノンスタイルは新しさはないけど完成度は高い、という気がした。まあ物足りなさを感じる人はいるだろうけど、優勝は妥当でしょう。
食後、数年ぶりに比較的まともに見ていた連ドラ、スキャンダルの最終回を観た。最初の二回ぐらいは面白かったけど尻すぼみという感じ。ただのガールズトークの連続では引きが弱いと判断してミステリもどきの要素を入れたんだろうけど完全に失敗だったと思う。

夜は「解離のポップスキル」から堅めの論文二つと、大澤氏との対談部分を。
適当に興味を引いた部分を箇条書きで。

・心の視覚化、イメージ化、身体化
・解離には、通常の分析的な手法ではアプローチ不能
  視覚イメージにより媒介される症状なので、箱庭療法、絵画療法あたりのほうが効   く?

分裂病と解離・多重人格の対比
  分裂病のパロディとしての多重人格

ブニュエルシュールレアリスム作品の解釈
   分析困難性と自己分析の問題
   想像的無意味化への志向 
   精神分析の逆用 「症状としての無意味」
   

個人的には解離についての議論をストア派あたりにつなげて考えてみたい気がする。
いつぶりかわからないが、久々に一日家から出なかった。以前は三日、四日家から出ないことがザラにあったが、今考えるとほとんど引きこもりみたいなもんだったのかも。