2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
それほど驚くようなトピックはなし。英語学習中はとにかく日本語を一瞬でも想起してはいかん、というのはよくわかるのだが実際に実践するのはなかなか難しいかもしらん。例によって出てくる、五感を総動員して単語からイメージを広げていく事で臨場感を高め…
筆者が、中央公論社勤務時代に編集者として関わった、錚々たる面々の作家達との「非日常のライブを喰う」日々を振り返り綴った小説。印象的なエピソードは数多くあったが、中でも野坂昭如のドアノブ事件、幸田文のマッチ箱のエピソード、武田泰淳とその嫁さ…
サイレント二時間はだるかった。 ストーリーはこれ以上ないぐらいベタな感じ。なんのヒネリもなかったがまあそんなもんなのかな。なにがすごいのかはよくわかんなかった。
よくわかんなかった。 ちょっと長い「アンダルシアの犬」って感じか。 鏡に入るとこは悪くなかったかも。
短編集。ハズレなし。
「孤独のグルメ」の良さがそのまま出ている感じ。何度も読みたくなる。 こういったゆったりとした時の流れに身を任せるような感覚、というのはどんどんどんどんどんどん失われていっているんだろうが、なんとかギリギリのところでこういった余裕はキープして…
ロケ地ツアーしたくなる。 世知辛い世を生きるサラリーマンにとっては、食の時間だけが、時計の指す時間に拘束されない、自分だけの時間なのかもしれん。 もはやカイロス時間を感じることすら難しい、ってのはどうなんだ。食事の瞬間だけって。引くわ。クロ…
リアルすぎてへこむ感じ。 切なすぎる。笑えるけど笑っていいのかわからなくなる感じ。複雑! 島耕作が超資本主義バリバリのビジネス界を代表するアイコンだとすると、こっちは駄目人間のアイコン、って感じ。島は読んだ事ないが、こっちのが好きに決まって…
分裂症的な気分が最高潮の時に読んだためただただきついだけで内容があまり頭に入ってきていない。近々きちんとまとめんと。 内側の自己イメージと外側のイメージが独立してしまうと危ないとか、そんな話だったか。現実との交通を失った内側イメージが固着す…
明らかに狂った人物の心象風景を正気で書けるのが凄い。熊太郎の心象風景の描写は凄い。思考に短絡や飛躍が発生する、その有り様がとてつもなくリアル。病因論的ドライヴって言葉ですませていいのやら悪いのやら。