その男、凶暴につき 北野武

初監督作品。脚本は担当していないものの、微妙な間や暴力描写など、随所に他のたけし映画に通ずるような部分があった。逃げている犯人を轢いちゃうシーンとか、ヤクの売人をトイレで脅すシーンなんかがとくに素晴らしかった。ラストは完全に蛇足だった気がしたが。