ボーム オズの魔法使い

一応読んどかないとアレかなと思ったので読んでみた。が、いまいち楽しめず。
風刺もベタすぎるし。考えたら、こういう冒険モノはほとんど何も読まずに育ち、いまだにほとんど読んでいない。指輪物語ゲド戦記ハリーポッターも。
自分が通過してきた冒険モノといえば、まずはじめに思いつくのは、ドラクエであり、マザーであり、FFである。それらのRPGは、おそらく冒険モノの児童文学を踏まえてつくられていたんだろうな、と今更になって思った。だからどうだというわけではないが。
ドラクエのストーリーに何らかの風刺が含まれていた記憶はない。なんのメッセージもなく、とりあえず悪い魔王倒して平和取り戻すというプロットがひたすら形を変えて繰り返されるというのは、なんかある種すごいことのような気もしなくはない。