鈴木則文 徳川セックス禁止令 色情大名

こういう馬鹿さは大好き。
サンドラがらみのシーンが中でも抜群。彼女を囲っている男が時折フランス語を交えつつ彼女を責め立てるところには客席中で爆笑が起こっていた。

あとは、終盤のこの場面が神がかっていた。
姫が、殿に振り向いてもらうにはどうすればよいのか教えて欲しいと、サンドラに相談に行ったところ、「愛があればなんでもできるのです」との答え。そこからなぜか二人はキス。場面は飛んで、海辺や花畑の中を笑顔を浮かべつつ全裸で走り回る二人。バックにはサンドラが唄う挿入歌、日本語と仏語の入り混じった歌謡曲、「ジュテームはさよならのはじまり」。完璧。

女嫌いの殿様がはじめて行為に及ぶシーンで、老中の太鼓のリズムに合わせて腰を動かすところも凄かった。