アピチャッポン・ウィーラセタクン 真昼の不思議な物体

村人達の証言を集めて、家庭教師と近所の住人、二人の子供を登場人物とする物語を編み上げていく、その過程を撮った実験的といえば実験的な作品。
様々な村人に、物語がどう展開するか、それぞれの案を聞いて行くパートと、実際にその証言を元に物語が展開していく映画内作品の劇映画的なパートが入り混じって現れてくる。