清水崇 呪怨2 ビデオ版

1がやたら尻切れとんぼだなと思っていたら、これが完全な続編だった。しかも、ドラマの続きもんのような意味での。これも含めて完結、ということのよう。
オムニバス的な語り方をしている意味はいまいちよくわからなかった。しつこく同じ家を使って撮っている中で、異なる視覚効果で恐さを演出していたのには、上手さを感じた。色々な撮り方がある、っちゅうことなんだろうが。

低予算ということもあってなのか、演出のビジュアル面がしょぼい(白塗りにしとけば恐いといわんばかりの塗りっぷりとか)のと、俳優の演技がひどくわざとらしい(おびえて叫びだすときの不自然な感じとか)ので、若干笑える感じになってしまっていた。そのあたりは、CGなんかも使えるようになった、映画版では改善されていそうだが。