7日
夕方に起きる。「無意識の病理学」を引き続き読む。わかりやすい。久々に図書館に行き、延滞資料の返却と貸し出し。

夜は、中目黒「まんてん」でサークルの先輩、後輩とホルモン。参加予定の美女にドタキャンをかまされた四人の男達は、雌牛の乳房や子宮を焼き、喰らい、メニューの部位の欄にヒミツ(はあと)と記されていた、雄豚の肉片を焼きながら、これはどこの部分ですかね、やっぱり陰茎ですかね、カップルで来た客の彼氏のほうが、これ食べながら、「君、これはどこの部分だと思う?」とか言ってセクハラするんですかね、どうなんすかね、などと隣の座席に陣取る、男3女3の合コンムードの団体によく聴こえるぐらいのボリュームで話したりしていましたとさ。大分さまざまな部位を食べたが、なぜかどの部分も味が違って驚いた。歯ごたえが違うのはわかるんだが、味が違うのはなんでなんだろうか。まあ単に味付けの問題かもしれんけど笑。相変わらず値段はけっこう高かった。あと、白米がおいてないのはいただけなかった。米で腹を満たさせまいといしているんだとしたら、なおさらうざいので改善してほしい。

店を出たところで後輩が一人合流、喫茶店に寄ったあと先輩二人は帰宅。何も食べていないという後輩を連れ、三人で大樽へ。結構久しぶりに行った気が。終電前にお開き。帰って一休み後、終電で渋谷へ。友人、先輩らと男六人でWOMBへ。気のせいかもしれないが、クラブに遊びに来る人たちの年齢層が上がっているような感じがした。IDチェックの締め付けの厳しさ、というのも無視できない要素だろうが、だんだんクラブ文化も衰退に向かっていたりするのかもしれない。卓球をはさみ、二時半ごろから、お目当てのフェリックス・クロウヒャー。なぜかシュランツをまったくかけないという舐め腐ったDJ。ただのテクノだった。かなりがっかり。終いにはアンコールでプロディジーのfire starterなんかかけ出す始末。きつかった。皆で怒りながら北区。朝CLハイライト見て寝た。最近のデルピエロの調子のよさは異常。


八日
夕方起きる。「無意識の病理学」読み。夜は、国分寺へ。友人宅で鍋パーティー。駅で美女軍団、家主達と合流、買出しして八時半ぐらいから、10時間ちょい、飲み通し。序盤のビールをすぎた後は、ブルーカラー御用達の酒がメイン。これで悪酔いした気が。笑えることに15人も来た。朝方アルコールの作用で幼児退行、ひとしきり女性に迷惑をかけ倒し、周囲の男どもに殴る、蹴るの暴行を加えられ、なぜか頭からワインをかけられ、いい塩梅になってきたところで大半の人間たちが北区。残った数人で寝た。


九日
夕方起きる。二時間ほど、アフターパーティー、全員二日酔いのアホ汁出放題の会話で爆笑。ここ数年で最も会話がかみ合っていない時間だった気が。ひどい。遠のいた記憶の一部を補完。若干の反省。諦め。白痴化。爆笑。なぜか肩や膝に打ち身が出来ておりびっくり。帰りの電車で「無意識の病理学」の必要部分を読み終える。ベースはだいぶ固まった気がするので、明日からラカンに戻ってみよう。

夜、恵比寿に戻ったところで父親と合流。恵比寿「香り屋」へ。ここは五回ほど行っていたが、いずれも昼だったので、つまみが存分に食べられず、消化不良気味だった。ついに夜行くことができたのと、朝から何も食べていなかったのがあり、ここぞとばかり、多くのメニューを食べた。板わさに始まり、蕎麦味噌、だし巻き玉子、鴨ロース、ニシン、天麩羅盛り合わせ、漬物を肴に、冷酒を父親とそれぞれ二合ずつ、最後に名物板蕎麦切り、蕎麦湯で締め。至福の時。なんといっても、天麩羅が絶品だった。

北区後は、しばし惚けた後、「アポカリプト」を観た。メル・ギブソンは、どうしてもこの映画を撮らずにはいられなかった、という感じの映画が多いところがいまどき珍しくて面白いと思う。