18日
起きたら夕方四時半。最悪。もはや夕飯と呼ぶことすらはばかられる一食をとりあえず食し、近所を散歩。図書館→喫茶店→本屋、とまわり、帰宅した時点ですでに十一時。夜中から卒論の翻訳にとりかかるも、一向に進まず。自分がつたない日本語で背伸びして書いた、何の面白みも無い悪文を、さらなる悪文に翻訳する作業のどこに楽しみを見出せばよいのか、全くわからず途方に暮れる。久しぶりに、心の底の底から、全く何の興味も見出せない行為に時間を使っているためか、ストレスが溜まる。社会に出てからやらされる仕事の大半も、このような無意味な作業なんだろう、とか言い出すと、ようするに人間がこの世で日々営んでいる行為は全て無意味なんだ、といった暗い話になってしまうのでやめよう。しかしこの、自分の文章の翻訳という作業はきつすぎる。まだ名著を訳す、とかなら面白味があるような気がするが、訳す元の文を読むのも苦痛なので、ダブルパンチだ。