19日
三時ごろ起きる。最近太陽を見てないなあ。ラーメン、入浴、読書。卒論と何の関係も無い「コカイン・ナイト」を読み出してしまったら面白くて止まらなくなる。夜チャリで教習所へ行き、オートマに変更。これで死を免れた。なんとか年内に免許を取ってしまいたいところ。スクエアに寄って帰宅。夕餉。読書。続き。五百ページ以上あるのでなかなか進まない。

半分ほど読んだところで最終予選カタール戦。間違いなく、岡田体制になってからのベストゲームだった。いい試合。序盤のモタつきが大事に至らなかったことと、後半の最初に楽に追加点が取れたことは、まあラッキーだったとは思うが、終盤集中を切らさなかったあたりは、ここ数試合の反省が生きていた気がしたし、攻守ともに評価できる内容だった。序盤は、左サイドに張っていた大久保が完全に消えており、全く左から形がつくれない中で、カタールファルファンにドリブルでかき回され、何度か小さなピンチを迎える場面があったが、前半の中盤ぐらいから、俊輔や玉田が左に流れて、大久保とポジションを流動的に変えるようになって、それからは、好リズムが生まれるようになっていった。全体を通じて、玉田、田中達也は出色の出来。さすがに体格差もあってポストでタメをつくるところまでは出来ていなかったが、その分ドリブルでボールをキープしつつ前に運ぶ場面が多くあった。積極的なチェイシングも最後まで衰えることが無かったし、なにより二人揃ってゴールを決めたのが偉い。長谷部は攻守になかなか効いていたし、遠藤、俊輔もコンディションはあまりよくなさそうだったが、さすがに要所を締めて重要な場面では好プレーを見せていた。心配された寺田も、フィード面では二、三度致命的なパスミスがあったものの、空中戦ではセバスティアンを完封。まあ及第点の出来だろう。交代の松井もしっかり役割を果たしていたし、とにかく各選手がきちんと役割を果たせていたのが素晴らしかった。これでしばらくはクビがつながってしまったと思うので、岡ちゃんは一刻も早く、CBは185cm以上、FWは170cm以下、という全く意味のわからない条件に執拗に拘るのをやめてほしい。