2007-01-22から1日間の記事一覧

全体性という幻想

BRUTAS茂木健一郎特集号を読んだ。前々から感じていたことではあったが、不可能とは知りつつもある種の全体性を志向する彼のような学者が、アカデミズムの世界ではなかなか受け入れられない、と言う問題についてあらためて思うところがあった。おそらく、我…

伊丹十三 あげまん

実に良く出来ている、傑作コメディ。笑えて、ちょっとホロリとくる、落語の人情噺のような映画だった。プロットの展開にしろ、登場人物の行動、動き、発言にしろ、笑いのセオリーの一つである、誇張をいたるところで特に上手く使っていた。。伊丹氏の得意の…