2006-06-13 ジャームッシュ ブロークンフラワーズ cinema 年老いたドンファンのダメ人間ぶりをユーモラスに描いた新作。人間が誰しも多かれ少なかれ持っているような情けなさの肯定、という点では、落語的な要素が強く感じられるストーリーだった。昔の女達がみなかなりイタい感じに変わっているというのも、なんともいえない、とほほ感があってよかった。正直、そこまで傑作という感じはしなかったが。関係ないがビルマーレイは日本で言うと役所こうじのポジションだと思う。完全に。