ティムバートン マーズ・アタック

キャストの豪華さと、内容のB級テイストのギャップが凄い。
この悪ノリっぷりこそが彼の真骨頂なのか。ビアースプロスナンの配役なんか、よく本人がOK出したな、という感じ。

一応アメリカの異質な他者への不寛容を風刺するような側面もなくはないのだが、
驚異的な馬鹿馬鹿しさが、そのような真剣な見方をすることを許さない。
泣き落としに成功したと勘違いして安堵した直後に、ジャックニコルソン演じる大統領が火星人のボスにブチ殺されるシーンが一番笑えた。