自分は批評よりエッセイに興味がある、ということをようやく確信した。まあ結局ロマン主義からは抜け出せない、ってことか。毒にも薬にもならなくていいから上手いこと言いたい、ただそれにしてはセンスが足りない、ってことだ。小林秀雄にしろ中沢茂木にしろエンタクシーにしろ、そういう部分が根っこにあって興味がいくわけだ。