吉田健一 酒肴酒

長らく積読状態で放置してきたが、旅行に行く途中の、移動中の機内で読んだ。シチュエーションがはまりすぎていたのもあってか、非常にグッと来る記述が多くあった。
とにかく色気がある。結局文体に艶があるのか、色気があるのか、ってことが全てだということがわかった。吉田氏の文章には惚れた。憧れる。こういう人のことを粋と言うのかもしれない。