中井本「西洋精神医学史」から(多分) 世界と世界観(SF、プログレとか)の対比

古谷本 宇宙人系 シャマラン 媒図 清水崇
    幽霊系  黒澤清           の対比

これに関しては自分は明らかに宇宙人系だ。
まあようするに電波系ということなんだろう。
あとは花田本でいう帰納・分析VS演繹・統合という二つの知の方向性の話とつなげると、片方に偏るのも、双方のバランスを取ろうとして(黄金の中庸?)双方ともに抑制をかけるのもよくない、というところで、まず双方を最大限に高めることで平衡を保とうとする。その際に最終的にそれをどちら側から見るか、というところに趣味の違いがあって、花田は演繹、統合の側からそれを見ようとするので、まあUFO系、一方岡本太郎はそれを全く逆の、帰納側の立場から眺めるので、幽霊系。花田と岡本が意見を異にしつつも互いに認め合っていたというのは、互いに相手との共通の基盤と最終的に相容れない部分について分かり合っていたからだろう。とかね。
花田−古谷ラインで考えると、やはりシャマランとポーの比較は面白そうだ。ゴシック、ホラーという部分でもつながるし。根源的な恐怖と笑いの問題とも絡めつつ、ポー−ヒッチコック−シャマランのラインに、ジェイムソンのシャワーカーテンのやつを参照しつつ、みたいな。あとはもう一つ別軸で、シャマラン清黒澤の比較か。古谷氏の流し読みして大事そうならJホラーは見よう。じゅおんとか。