吉本隆明 共同幻想論

最近は感覚的に好きなもの、自分に向いているものがわかってきたので、そのあたりは上手く取捨選択しつつ、読む本、観る映画を決めているのですが、たまには肌にあわなそうな本も読んでみるか、買っちゃったし、ということで長年積読状態だったこの本を読んでみたのですが、案の定よくわからん話と興味の涌かない話のオンパレードでした。わからなかった部分に対して、わかろうという気があまり起きなかったのが面白かったです。多分マルクス・エンゲルス、あとヘーゲルあたりの難解な術語の訳語がまるでわからんかったから内容がつかめなかったんだと思いますが、そのへんの訳語の意味を考えるのもめんどくさいし、原書は読めないし、ということで無視かな。

マルクスはわからんけど、ヘーゲルなんかは死ぬまで読まないと思うので、吉本氏はいいかな、という感じ。多分ハスミンも読めないなあ。三年越しで三十ページぐらいしか進んでないし。

マルクスも読まないかもなあ。
とりあえずスピノザが先。