2006-09-24から1日間の記事一覧

 さよなら、ナム・ジュン・パイク展 ワタリウム

art

予備知識ほぼゼロで観に行ったが予想以上に良かった。現代音楽はほとんど聴かんのでジョンケージやヨーゼフボイスがらみの作品はそれほどだったが、テレビがらみのインスタレーションやビデオ作品はかなりおもしろかった。女の人の両乳首にちっちゃいテレビ…

志村貴子 どうにかなる日々

ブックオフで立ち読み。まとまった作品集を読んだのははじめて。山本直樹とか町田ひらくよりは好みかもしれん。他のも読みたくなった。 タイトルは町田康の作品のどっかから引用したらしい。なんとなくフリーター、ニート的価値観が作品の根底にある感じは、…

新宮一成 ラカンの精神分析

読後、ラカンについて、少なくとも何となくわかった気にはなれるように書かれている。ということは、かなりわかりやすい説明がなされているということなんだろう。おそらく。 鏡像段階や象徴界、現実界に関する部分は、わずかながらも予備知識があったのでま…

谷川俊太郎 詩選集1

超初期の作品はそこまでピンと来なかったが、60年代に入ってからの作品はなかなか。 個人的には、詩は自分がグッときたかこなかったかを大事にして読みたいという気持ちが強い。 「文学部〜」に書いてあった限りでは一時期の文学批評はかなり詩的言語に焦…