2007-01-16から1日間の記事一覧
渋沢セレクトによる妙訳の前半部。解説にも出てたが悪徳の限りをつくすジュリエットを描く本作は、逆説的な教養小説と言えるだろう。徹底して悪徳にはげむことこそが個人的な徳である、という所から、ニーチェなんかに繋がってくる感じもする。具体的な変態…
ネットの評価見たら結構酷評されてたが、個人的には好き。タランティーノ脚本を監督が勝手にいじって作ったらしく、タランティーノが今作を観て怒ったというエピソードがあり、それに託けて、映画通ぶってる奴等が、タランティーノの良さを潰しちゃった、ス…
鑑賞後の正直な感想は、悔しいの一言。 ちょっと腹立つけど確かにカッコいい。久々にこれは逆立ちしても撮れんわな、と感じた映画だった。映画撮ったこともない糞餓鬼まで嫉妬させるとは、たいした才能だ。やや引き気味のショットでの長廻しが中心で、ワンシ…