2007-05-22から1日間の記事一覧

業田良家 詩人ケン

うーん、なんか上手く消化しきれてない感じがする。読み終えて妙な違和感が残るというのはある意味では作品に力があったということなのか。ラストのラーメン屋やりつつ年増の嫁とセックスしたり、という描写や、ホームレスの友達が実は金持ち、という展開な…

ヘンリー・ダーガー展

art

初期の色使いの淡さにびっくりした。特に楽園パートの鮮やかさとは遠い感じだった。黄色や赤より水色や薄紫なんかが中心的に使われていたり。 さらに初期の作品は画風が「非現実の王国」の挿絵群とはかなり違っていておもしろかた。 ダーガーの部屋の写真は…

国貞 恋のやつふち

春画。当時人気のあった話のパロディ作品という体裁をとっている。いまだとエロ同人誌のノリに近い感じか。バター犬なんかも出てくる。今も昔も人間は馬鹿だなあ、と思える作品だった。

エリック・ロメール クレールの膝

ロメールもありかな、などと思っていた時期もあったがやっぱりこれはない、と再認識。 浮気を認め合う進歩的夫婦など糞食らえと橋本先生も言っておるわけです。カメラがほとんどバストアップのつなぎ、ってのもつまらんし。クレールの体つきは確かにエロかっ…